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放射能汚染の畑 (2011.10.05)

東北の汚染地図

福島はともかくも、関東、東北全体がセシウム汚染されていることが判ります。宮城県も斑に汚染の高いところ、低いところは有りますが全体が汚染されています。
当店の移転予定地の畑は幸い、県内では尤も汚染が低いところでしたが・・・・。これでもかなり大雑把な汚染マップに思えますが、無いよりはまし。
これによると、当店の畑は<10kの汚染地にあたります。
土の比重を4として、土中5ミリまでの汚染と考えた場合、およそ500Bq/kgの残存放射能という事になり、土壌汚染としては問題が無いほど低い様に思えます。
ここで農作物を作った場合を検討してみました。
畑は通常20~30センチ程度耕すので、表面のセシウムは土壌30センチ程度まで入ってしまいます。そこに通常は堆肥や石灰などを添加して、苗や種を蒔く訳ですので、植物の植生により吸収される放射能は違って来ます。
大根などの場合、およそ10キロ程度の土壌が育つための環境と考えた場合、含まれるセシウム濃度が耕したことにより約20倍程度に薄まると考えられますから
500/20×10=250Bq
つまりは、大根が育つときに大根の廻り10キロの土壌全てのセシウムを吸収しても暫定基準値には満たない訳です。
ただ、確かに言えることは、汚染土壌から取れる野菜や穀物は、必ず放射能が含まれると言う現実です。
また、汚染された堆肥や腐葉土を混ぜた場合は今後、土壌の汚染は進んで今は安全でも将来は危険な作物が出てくる可能性があると言うことです。

少なくとも、放射能の循環による自然濃縮を考えると、今、安全だからと安閑としてはいられないように思います。行政には、安全宣言などと言わず、今後恒常的に土壌汚染のモニタリングと農、海産物の詳細な監視を行って頂きたいと思います。

今年からは、菜花をここ一面に蒔き、夏はひまわりを育て、非汚染の堆肥や腐葉土を作り土壌改良を進めながら、サンデーファーマーを続けていきたいと思っています。

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